白木印「生」(しらきじるし「なま」)が欲しい

Intel IXP425を搭載したルータキットというのがあるらしい。
Big Endianな ARMなのでちょっと手がかかりそう。

IXP425のスペックを見ると、NPが二個乗っていて、
うち WAN向けの 1ポートには DES/AES/SHA-1などが付いていて VPNで 70Mbps出る。

IXP 2500/2800みたいに NPがデイジーチェーンされているわけではないが、
MicroEngine (1st Gen)が乗っているので、資料には使えるかなあという感じ。

 株式会社アドテックは、GFIビジネス製のLinux搭載ルーターキット「白木印「生」」を6月30日より発売する。価格は19,800円。

 素人と玄人の中間に位置する「灰色人(グレート)」な層向けに展開するという、「25時」シリーズの第1弾。12MB×2のユーザー領域に、7月下旬より順次提供されるファイルサーバーやDNSサーバーモジュールなどを組み込むことでルーター開発を行なえるキット。なお、サポートは一切なく、25時サイトのBBSを活用するよう呼びかけている。

 主な仕様は、CPUにIXP425(533MHz)、32MBのFlash ROM、64MB SDRAM、OSにSnapgear(Kernel 2.4.31-uc0)を搭載する。インターフェイスEthernet×5(内1つはWAN用)。本体サイズは228×142×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は990g。


Linux Box NV550というもののガワが違うだけらしい。

ネットワーク機器開発向け
Linux Box NV550

型番:NV550
価格:オープンプライス


NetBSDのファームが出るとリリースされているが、延期になっているようだ。
今のところ uLinux系のナニカが動いているだけ、と。


IXP425なんでかなり高速だし、外部、内部にそれぞれ 1ポートの USBを持っているとすると USBフラッシュで容量も増やせるね。
ARM向け Debianとか NetBSDとか、まあ動かそうと思えば動きそうではあるしいいかもしれない。


なぜ白木印 生が盛り上がらないかと考える。
実用上ライバルになりそーな、ALIX.2の方だと AMD Geode 500MHz, 256MB SDRAMと大変潤沢な環境な上に OSがさっくり入る。
CF、MiniPCIも付いているので OS入れたり、ちょっと何かするにはこっちの方が便利だよな、やっぱり。

ノバテック、高性能かつ汎用性の高い小型ネットワークボードを開発、販売を開始
Intel(R) IXP435 ネットワーク・プロセッサを搭載

Intel(R) IXP435 667MHz (533, 400MHz/266MHz動作オプション設定可能)

白木印生より、NOVATEC NTNP435Cの方がいい気もするなあ。CFついてるし。

NTNP435C CPU Module Based on the Intel IXP435 Network Processorをみると、
NTNP435Cは 1100USDもするのか。無理無理。白木印生が分相応だな(;´Д`)

この NTNP425B は、ビッグエンディアン操作にのみ対応しています。 これは、 Intel Corp. 提供の micro-engine(NPE) 用ライブラリー がビッグエンディアンであるためです。 NTNP425B に関するさらなる情報は、 NTNP425B の製品カタログ (2.5MB の PDF ファイル) にあります。

なるほどねえ。白木印生が Big Endianなのは MEのライブラリ問題か。