細胞から赤血球のもと、理研が技術開発・輸血用血液へ道

ついに人工血液の道が……

論文読んでみたいなあ

ES細胞から赤血球のもと、理研が技術開発・輸血用血液へ道
 理化学研究所の研究グループは、万能細胞の一つである胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使い、赤血球を効率よく作製する技術を開発した。マウスのES細胞から無限に増える赤血球のもとの細胞を作り出すことに成功、貧血の症状を改善できることも確認した。人の細胞でも同じことができれば、将来、輸血用血液の大量生産が可能になると期待される。

 理研バイオリソースセンター細胞材料開発室の寛山隆研究員、中村幸夫室長らの成果で、米科学誌に6日発表した。人のES細胞を使った実験にも着手、今後、京都大チームが開発した受精卵を使わない新型万能細胞(iPS細胞)を使った研究も進める。(16:26)