コンテナ物語
コンテナ物語おもしろいね。ぼくも家からコンテナ港見えるんだけど、なかなか興味深い。
物心ついた頃にはもう当たり前だった気がするんだけど、ほんの50年前に始まった物流だと思うと、これまた感慨深いな。
キリンもかっこいいよな
少し前にデイリーポータルZに「コンテナスペースがかっこいい」という記事を書いた。ご存じの方も多いと思うが、ぼくは工場に並々ならぬ興味を持っている。湾岸の工場のすぐそばには必ずキリンがいて、コンテナを積み降ろししている。だからコンテナスペースとして再利用される前の現役コンテナもよく見る。かっこいいいよね、コンテナ。
で、コンテナのことをよく知らないな、と思って読んだのがこの「コンテナ物語」。とても面白い。ちょうお勧め。コンテナに関する情報って実務的なもの以外あまりない。この本はそういう意味で非常に貴重だ。専門家でない、コンテナに興味を持った人間が楽しんで読める唯一の本と言ってもよいかもしれない。
1956年4月26日に最初のコンテナがニューアーク港から出航。まず「そんなに最近のことだったのか」と驚く。そしてその後の怒濤の「箱の革命」がいかにして進行していったか。その物語がとてもエキサイティングに書かれている。マルコム・マクリーンという「コンテナの父」の奮闘の物語は映画化されてもおかしくないぐらい波瀾万丈で冒険に満ちたものだ。
コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった [ マルク・レビンソン ]
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