いんたーねっとにおける心ない書き込みの影響

まあ、なんていうか。

うまくグリーフケアの体制を整えないと、極端な団体が遺族を取り込んでいっちゃうんだろうなあ。

追い打ちを掛けるように、インターネット上の医師専用ブログなどで遺族を突き放すような書き込みが相次いだ。

 〈手を尽くしたのに責任を追及されるなら、医師は尻込みする〉
 〈遺族が騒げば騒ぐほど、周産期医療は崩壊する〉

 07年5月、晋輔さんは訴訟に踏み切る。「病院に対応を拒まれ、他に行き場がなかった」  病院側は法廷で、激しく遺族を批判した。「診療態勢の問題を、特定の医師、医療機関に責任転嫁した」「正当な批判を超えたバッシングで、(大淀)病院を周産期医療から撤退させた」…。実香さんの死から2年が過ぎたが、今も出口の見えない争いが続く。
 大淀病院が産科を休診して既に1年以上になる。地元の妊婦は、遠方の病院まで足を運ばなければならなくなった。晋輔さんの気持ちは沈むばかりだ。
 「お産の場だけでなく、法廷でも妻の命が粗末に扱われ、冒?(ぼうとく)された。医療崩壊を招いたのは僕らだというんですか」


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