外部との露出による成長機会の創出
まー、蛸壺化はイカンよなあ。
蛸壺を本当に作れていればまだしも、「蛸壺に入ったつもり」というだけでは救いが無い。
終章で語られている「成長する機会」については、ここにあげられている事例だけから考えると、「自分の価値観の外にいる人間と触れ合う機会」と言い換えて良いように思う。石渡さんの主張は「今の学生は昔と異なり自分の価値観の外にいる人間と触れ合う機会が少ないのだから、大学側がそれを用意してあげるのが良いよ。それが面倒見の良い大学だとみなされる条件だよ」と言っているのだと思う。
自分を振り返ってみても、「横のつながり=同年代前後、同組織内の関係」(あんまり得意じゃなかったけど)しかなく、「縦のつながり=世代を超えた関係、組織を超えた関係」がなかったからなぁ。世代を超えて接するのが親と先生だけというのでは、緊張感が足りず成長はできないだろうとは思う。でも、大学でそれをどうやって演出するのかは非常に難しい。
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