外部評価の苦労

佐藤一郎先生の Web日記に研究機関の外部評価についての話が出ていた。
下々のものではこれらの作業に直接関わる機会は無くて、報告書を見てあーだこーだ思うだけだけれども、受け入れ側は色々大変なんだろうなあ、と思う。

最近は外部評価委員を頼まれることが多く、評価される側だけでなく、評価する側の苦労もなんとなくわかってきました。というと偉そうに聞こえますがね。いずれにしても何を目的に外部評価するかですよね。ちなみに某組織の外部評価委員のときは、上層部の方から「膿を出し切りたいから、よろしく」といわれ、リストラの口実を作るための外部評価を求められたことがあります。リストラは内部でやって欲しいと思いましたが、確かに評価をしてみて、その上層部の気持ちがわからないでもない状態でした。
佐藤一郎: Web日記 (2007年)


某組織の某事業が最近シュリンクされそうな雲行きであるのだけれども、あれも膿の一種なのかなあと思ったり思わなかったり。
国研 Aと国研 Bを統合して独法 Cにしたけど、統合効果で予算はドンブリ、事業はグダグダ、だと膿を出したくなるのかなあと妄想した。

この辺までは良さそうな本に見える。


以下の二冊はびみょーかな。
「お客さま」ってレビューが同一人に見えるが、匿名で書かれていてレビューを追跡できないのが無念。

以下は来年春発売。


まんが


びじねす

どうでもいいが、amazonギフト券にも紹介料が付くという話があって、まだ有効なようです。

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学生起業家とのパーティで感じたこと

mixiで当方が開設してるコミュニティにもこの手の spamが定期的に来るので、
脳味噌足りない若者がこういう商売してるのかなあ、という実感は何となくある。

んで、何人かの学生社長さんと話したのですが、事業内容が、
「採用イベント企画」「アルバイト求人サイトの運営」「フリーペーパーの発行」など、
なんかバブル期を彷彿とさせるものが多かったと感じました。
学生起業家とのパーティで感じたこと

小児医療無料が小児救急を破壊する


タダは人の心を腐らせる、と。


何で小児無料化って進む一方なのかなあ。
理念と現場の乖離を誰もチェックしないのかな。

Bugsy 『私も小児科の時間外救急が緩和されたとは寡聞にして知りません。
小児の医療費を保険診療の自己負担額を全額助成するからですよ。地方自治体によっては 中学3年生までです。これで都内23区の救急医療が麻痺しつつあるのです。
開業医の先生が夜間診療しても 病院へ夜間に受診する傾向は変わらないでしょう。
夜中に来てもレントゲンを撮れ、CTも検査せよとしつこくせまるわけです。
聴診器を当てて心配ないですよと言われて納得して帰る患者は少なくなりました。数時間後に熱が下がらないからもう一回連れてきたとなるわけです。結局総合病院の検査を受けないとたとえ深夜でも納得しません。一人でも来たら深夜2−3時間は拘束されてしまいます。

ローマ時代のパンとサーカスです。一旦味わった便利さは梃子でも減らそうとはしません。診察時間は何時から何時までだからという決まりごとが全く通じなくなっています。

IIJ 15周年記念パーティー

普段だったらおめでとうな気分だけど、タイミングがタイミングなだけにビミョーーーーーだなあ。

IIJ設立から現在までをこう振り返る鈴木社長は、空間の制限にとらわれずにコンピュータで情報共有するというインターネットの理念(フィロソフィー)は、当時多くのエンジニアが集まった米国のシリコンバレーで培われたものだと指摘する。

 その後も米国では、世界標準となるインターネット技術が次々と登場するが、日本のインターネット業界は「現象にキャッチアップするのに終始し、米国のフィロソフィーの上澄みでお金儲けをする人が多い」と苦言を呈する。


そうねそうね、インターネット技術に真っ向から切り込んでいくようなエンジニアが必要よね。

「血液検査のお願い」のはずが帝王切開に

こういう助産院って何個くらいあるのかなあ。

産科医絶滅史48巻?君、死に給う古都無かれ?現在74


469 :卵の名無しさん : :2007/11/04(日) 17:31:25 id:cLa/YRFM0
うちの産科のボスが患者を追い返してた
どうやら助産院からの紹介で
電話では血液検査のお願いとのことだったが
なぜか救急車で来て帝王切開してくれと言われたらしい
しかもチャイニーズ
その間3時間外来ストップ

助産の考えることはマジわけわからん