外部評価の苦労

佐藤一郎先生の Web日記に研究機関の外部評価についての話が出ていた。
下々のものではこれらの作業に直接関わる機会は無くて、報告書を見てあーだこーだ思うだけだけれども、受け入れ側は色々大変なんだろうなあ、と思う。

最近は外部評価委員を頼まれることが多く、評価される側だけでなく、評価する側の苦労もなんとなくわかってきました。というと偉そうに聞こえますがね。いずれにしても何を目的に外部評価するかですよね。ちなみに某組織の外部評価委員のときは、上層部の方から「膿を出し切りたいから、よろしく」といわれ、リストラの口実を作るための外部評価を求められたことがあります。リストラは内部でやって欲しいと思いましたが、確かに評価をしてみて、その上層部の気持ちがわからないでもない状態でした。
佐藤一郎: Web日記 (2007年)


某組織の某事業が最近シュリンクされそうな雲行きであるのだけれども、あれも膿の一種なのかなあと思ったり思わなかったり。
国研 Aと国研 Bを統合して独法 Cにしたけど、統合効果で予算はドンブリ、事業はグダグダ、だと膿を出したくなるのかなあと妄想した。