相次ぐ研究費不正使用に対処法は?

http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=06/07/11/1749219&threshold=-1 

うう。

市井の人の典型的な疑問が列挙されてる感があってよいな。

コメントが (1) 金のある教室 (2) 金のない教室 (3) まったく知らずに野次っている他業種 に分けて見えるのが面白い。 え、自分は……ということでAC

他業種とそれ以外はすぐに分かるな。
金のあるなしもそれなりに分かる

http://slashdot.jp/comments.pl?sid=324227&cid=976753 これもみをつまれる。ちょっと長いが引用すると

・全体的に、お金が足りない。研究費と生活費が区別されないくらいにちっちゃいお金の枠の中でやりくりしてて、
 無駄遣いやぜいたくしてたわけでもないのに、やっぱりお金厳しい。
 娯楽ゼロとか、赤貧洗うごとしではなかったけど、そこまでの状態に追いやられたら研究どころじゃなくなるし。
 自分の場合研究できなくなると思う。期間が終わったら、借金が残りました。
・がんばってもお金増えない。怠けても減らない(けど、そんなんだったら研究やってる意味がない)
 そして副業禁止だから、他でがんばってお金増やすのもできない。
・費目の規定が細かい上に、現実に必要な出費をカバーできないような決まりになっている。ここのお金が一番必要なのに!ってところが対象外。
・研究費をもらう際に、現実的にどうしたらいいか、を誰も教えてくれなかった。
 決まりごとを決まりごとの文面で書いた書類はあったけど、現実的にどうすればいいか、初心者はどうすべきか、についてのノウハウがもらえなかった。

長くなって申しわけない。細かいことは書くと身元が割れそうなので割愛することを許してほしい。
もらっていたのは少額で、学生がもらう程度のお金で、辻褄合わせにいろいろでっち上げて、
でっち上げの書類でお金を受け取ったことを恥ずかしく思っているけれど、実際には許される範囲内のことだったかもしれない。
上に上がっているような事件とは比較にならないかもしれない。
でも、税金からお金をもらったのに、嘘をつきました。程度は小さいかも知れないけれどごめんなさい。今はもう研究者じゃないです。

思うに、
・現実的にどんな出費が補助を必要としているかを反映したルールにしてもらえば、いらない嘘はつかなくてすむ。
・お金を出す側も研究者側も、生活費と研究費とを切り分けやすいようにしたほうがいい。
 まとめて渡されたり、両者をアンバランスにして、実際には自分でそこらへん何とかしなさいね、というようにすると、嘘をつかなくてはならなくなる。
・現実に役立つガイドラインを用意してほしい。研究者の間から生まれてきてもいいと思う。

ものすごおおおおおおおおおおおおおおく、耳が痛く、胸が痛く、耳につまされる。

書類でっちあげなきゃいけない場面があって、書類でっちあげるのは恥ずかしく嘘をついている気分がするが、
そうしないとより大きな面倒(事務処理とか)が発生して、非常に大変な目にあったりするので、
体裁を取り繕った書類を作成せざるを得なかったりすることがある。これは非常に嫌なので何とかして欲しいところだ。