警察の熱心さの背景

「September 9, 2006 警察と医療過誤 [社会・歴史] 」
http://med-legend.com/mt/archives/2006/09/post_935.html

私の意図は法律論的な論議ではなく、何故か誰も語らない「警察が医療過誤に過剰に関わる理由」を別の視点
から示す事だけである。桶川ストーカー事件や秋田小児連続殺人事件に見られるように、出来るだけ面倒くさい
事件に関わりたくない様子が見え見えの警察が、なぜ医療問題には介入したがるのか、真面目な議論ではあま
り触れられず、かつ理解しにくい問題といえる。

私の意見は単純なものである。彼らは新しい「天下り先」を開発しようとしているのだ。法律論的にも問題がある
ような介入事例を増やし、「こういうややこしい目に遭いたくなければ、自分らのOBを病院に受け入れろ」といい
たいのだ。ストレートな天下りが世間的に認められにくくなったため、頭を絞った結果がこれなのだと思う。

私自身も経験したことでもあり、うわさ話レベルでも聞く話ながら、そう詳しいことは述べられないが、警察OBに
よる病院幹部ポストへの天下り要求は、既にあちこちでやんわりとした形で始まっている。どこまで意志一致さ
れているは知らないが、浅薄なマスコミ報道も追い風にできる、かなり目の付け所のいい戦術だと思う。

まあこんなところだろうなあ