トイレ掃除

★卒業前にトイレ掃除 学びやに感謝込め 南小立野小 はだしでゴシゴシ恩返し

・最後に学びやに恩返しを−。卒業式を直前に控えた金沢市南小立野小(同市涌波)の
 六年生有志が十日、母校のトイレ掃除に精を出した。普段は業者が行っているため、
 初体験の児童がほとんど。心に磨きを掛けた子どもたちの奮闘ぶりを取材した。

 「こんな汚れ、絶対落ちん」「おれがやったる」。ズボンをひざまでまくり上げ、はだしに
 なった子どもたち。スポンジや掃除用のヤスリを手に、便器を磨き始めた。トイレ掃除は
 十五日の卒業式を前に、六年間過ごした学校に恩返しするとともに、新入生を気持ちの
 いい校舎で迎えたいとPTAが初めて企画。県内の学校や公園などを掃除している「石川の
 掃除に学ぶ会」に協力を依頼した。

 この日は、六年生と保護者に矢田史朗校長ら教職員を加えた約九十人が参加。
 十五人ずつ六班に分かれ、各階のトイレへ。学ぶ会の会員が特殊な洗剤や掃除道具に
 ついて説明し、「まずは換気扇と蛍光灯を外し、ほこりを落として」と指示。参加者ははだしに
 なり、作業に取りかかった。

 ほこりを取り除いた後は便器磨き。一人が一つを担当し、男子トイレに入った樫見健吾君
 (12)は「はだしでトイレにはいるのは気持ち悪いと思ったけど慣れたらそうでもない。
 黄ばみが落ちるとうれしいし楽しい」と懸命に手を動かしていた。

 一方、女子トイレでは、互いに汚れの落ち具合を競っていた。中にはこびりついた汚れを
 取ろうと手袋を外し、奥の方まで手を突っ込む子も。吉田彩香さん(12)は「これ見てよ。
 めっちゃきれいになったやろ」と誇らしげに話した。

 学ぶ会の市山勉さんは「子どもたちは、最初は嫌がってもすぐにやる気になり、自分から
 汚れを見つけて掃除をしてくれる。トイレはきれいになったことが一番よく分かる場所なので、
 充実感も大きいはず」。保護者代表で掃除を呼びかけた森川和重さんは「多くの人が
 集まってくれて良かった」と話した。
 http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ikw/20070311/lcl_____ikw_____002.shtml

※画像:http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ikw/20070311/3.jpg

参加者ははだしに  なり、作業に取りかかった。  

 一方、女子トイレでは、互いに汚れの落ち具合を競っていた。中にはこびりついた汚れを
 取ろうと手袋を外し、奥の方まで手を突っ込む子も。吉田彩香さん(12)は「これ見てよ。
 めっちゃきれいになったやろ」と誇らしげに話した。

ぁー、衛生に関する教育なしで掃除させてるのね。これで肝炎に感染したら誰の責任だろう。