助産院ネタ

というネタ。
投薬だの切開だの縫合だのは医師法違反のはずだが、何故か話題にならない助産院における医療行為ネタ

下記のコメント欄は確かに興味深い(魚拓)

会陰切開については、医師の間でもちょっと意見が分かれるところ。うちみたいに「なるべく切りたくない」という方針の所もあるけれど、「将来の泌尿器障害(子宮脱や腹圧性尿失禁)を防ぐためには積極的に切開した方がよい」という話もあるんです。

短期的には「自然な傷の方が痕が残りにくいし、痛みも少ない」と言うことはいえるのですが、長期的な影響はと言うと・・・
 そういうわけで会陰切開を多用することを批判する助産師は多いけれど、助産師は老年の女性を見ることはないので、長期的な影響については考えていないんですよね。私自身は迷いつつ、なるべく切開しない方針でいっています

うーん、経膣分娩って年取ってからこういう影響がある(かもしれない)のか。
確かに助産師は年取った女性みないよな。これはちょっと面白い指摘だ。

医療はどんどん進歩していきます。新しい事実が出れば昔は正しかったことも誤りとなります。将来の泌尿器障害を防ぐためには積極的に切開したほうがいいという確実なエビデンスがでればそういう流れになるでしょうし、またそれを覆すエビデンスが出て流れが変わることもあるかもしれないと思います。助産院に不信感を持つ一番の理由は、あたかも絶対的な正解があるように患者さんを洗脳しているところです。医学を学び、医学的な常識は時代とともに覆されるということを身にしみて分かっている私には全く理解できません。
 自然というなら、自然の淘汰として「妊娠中、分娩経過中、産後」の異常、障害、死亡を受け入れるほどの覚悟が助産院の経営者・妊婦さんともにあるのでしょうか?あとは産科がどうにかしてくれるという甘えはないのでしょうか。本当に覚悟があれば産婦人科学会の出した助産院との連携のモデル案をのめるはずだし、都道府県に探すように義務化しろなどということを助産師会のHPに載せることなどできないと思います

前半は科学のプロトコルについてで、助産院信奉者は何か絶対の正義があるかのように客を洗脳する、という話。
後半は嘱託医問題と「自然」な営みについての話か。

内診については年度が替わったあたりであれこれあったが、嘱託医問題はどーにかなったんだろうか。
法律違反での摘発マダ?

「医療法施行規則の一部を改正する省令−19条3項3号追加の要望書」提出(3/12)

要 望 書
医療法施行規則の一部を改正する省令の「3.助産所の開設に関する事項」(3)③とし
て、以下の事項を追加して頂きたく要望します。
要 望 事 項
3.助産所の開設等に関する事項
(3)
都道府県知事は、助産所開設者から嘱託医療機関の要請を受けた場合は嘱託
医療機関を指定しなくてはならない。

すごいなあ。