少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

amazonプライムで買った少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)を読む。
筆者は、若者が安定した定収入を得られるように就職状況就労状況を改善・強化することで、
「希望がもてない、将来的に地位が上昇するという期待が持てない故に結婚や子作りしない」という状況を改善できると書いているが、
ちょっと大局的過ぎて実際には難しいんじゃないかなあ。

実際の行政上の処方箋としては、フランスあたりの半額だか1/3だかといわれる若年層向け補助金をドバドバ出して、
二倍なり1.5倍なり、あるいは3倍なりに増やす、というところに落ち着くんじゃないか、という気もする。実施するかは別として。
児童手当が一人2万、それに加えてその他の手当が適宜追加されると結構変わるんじゃないかなあ。
保育園・乳児保育・夜間保育等が充実かつ補助金で低廉化した上で、子供一人年50万出るといろいろ変わりそうな気がするけど、どんなもんじゃろ。