no doctor no error

産婦人科医を書類送検 北九州、出産後に出血死
2007年7月5日 13時26分

 福岡県警捜査1課と折尾署は5日、出産後の女性に適切な処置を行わず出血性ショックで死亡させたとして、業務上過失致死容疑で北九州市八幡西区のセントマザー産婦人科医院に勤務する男性医師(56)を書類送検した。

 男性医師は「大量出血の認識はなかった。脈拍などにも異常はみられず、過失には当たらない」と容疑を否認しているという。

 セントマザー産婦人科は高度な不妊治療を行う専門病院として知られ、患者は全国から訪れている。

 調べでは、医師は同医院に当直医として勤務中だった昨年4月5日、北九州市若松区の会社事務員の女性=当時(31)=の出産を担当。午前6時半すぎの出産後、容体を軽視して直ちに出血量などを把握しなかった上、適切な処置も行わず、同日午前9時45分ごろ、転送先の病院で出血性ショックで死亡させた疑い。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007070501000320.html