高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)を読む

URLをコピペして何か書いたんだがロストした

大学院界隈に棲息していれば知っていることばっか書いているんだろうなと思って買ったらその通りだった本。
大学院における大学院生〜PDくらいの年齢層の、労働・雇用関係の問題について世間に啓蒙する、という価値はあるのかな。

  • 博士課程出ても就職無い
  • 博士課程在学中〜学位取得後は低収入のDQN職しかない
  • 社会保障からはじき出されてる
  • これらの現実に気付いたらもう30代半ば

ということを書いている。

しかしながら、

  • 博士号取得者にロクな仕事を与えないと社会の損失

という論調が書かれてることに違和感を感じる。
博士号取得者が社会に有益な仕事が出来るかどーか誰も保証してないからなあ。

博士がまともな職に就ければ当人はもちろん幸せだろうが、当人の幸せは当人の努力で追求すべきで、厳しい現実が待っているということを察知して市場価値を上げるような何かをしない、というのが諸悪の根源なんじゃないかなあと思った。



非常勤講師とコンビニのバイトで月収15万。正規雇用の可能性はほぼゼロ。

ちょwwww