米国の老人ホーム事情

マイコミジャーナルで米国の老人ホーム事情が紹介されていてかなり興味深い。

個室には、自宅から持ってきたソファー、ライティング・テーブルなどが置かれていて療養所というより家庭の雰囲気が漂う。「お元気で」と声をかけると、「時々、子供が来ると主人の表情も明るくなるわ」と静かにほほ笑み返してくれた。


Aさんもそうなのだが、見学して感心したのは、入居者が皆、きちんとした身なりでいることだ。日本の施設も何回か視察したが、パジャマ、トレーナー姿が目立ったので、その対比が印象に残った。たぶん、これはベッドと畳生活という習慣の違いから生まれる現象だろう。日本の介護施設に入居している人の平均年齢は70歳代後半。人生のほとんどを畳と障子の家で暮らしてきた人達だ。彼らにとってベッド経験は病気か、けがをして入院した時だろう。だからベッド=病気のイメージが強い。

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日本の老人関連施設って何か風通し悪いからなあ。

この記事中でもいくつか考察されているけれども、金が足りないとかいう現実的な問題の他にも、
文化的背景とか、あるいは自己負担ベースによる施設への要求とかいろいろあるんだろうなあ。