東洋経済2007年11月3日特大号「ニッポンの医者・病院・診療所」を読んだ

全160page中、70pageくらい医療特集という力の入りっぷり。

ざっと見た感じ、産科崩壊、小児科崩壊等について書かれていたのはgood。
「小児医療費無料の愚策」については言及されていなかった。

産科と小児科にもーちょっと分量割かれていると良かったかなあという感じかな。

ニッポンの医者・病院・診療所



医療非常事態宣言
■ 北海道 医師が去り、病床も閉鎖、最果ての町を襲った医療崩壊
INTERVIEW
加藤紘之/北海道医療対策協議会自治体病院等広域化分科会座長
■ 北海道初の近隣自治体連携、福祉の町・奈井江町の挑戦
INTERVIEW
徳田禎久/北海道病院協会理事長
■秋田 頼みの精神科は崩壊前夜、自殺率首位「秋田」の苦悩
■東京 突然、全診療科を休診、東十条病院で何が起きたか
島の診療所へ自ら赴任した北海道「部次長医師」の決断
産科・小児科・外科…医療の担い手が消える
産婦人科 神奈川発「お産ゼロ化」現象、分娩集中の大病院も悲鳴
■外科 激務とリスクに合わぬ低賃金、日本から外科医がいなくなる
兼松隆之/日本外科学会会長
■小児科 都内で広がる小児病床の減少、救急外来はコンビニ化が深刻
■療養病床 看板の掛け替えか、閉鎖か、焦点は「転換型老健」の中身
INTERVIEW
池上直己/慶應義塾大学医学部教授
INTERVIEW
吉岡 充/上川病院理事長
■看護師 7対1新基準は大混乱で見直し、「9K」職場は今も変わらず
診療所開業ブーム、成功と失敗の分岐点
こんなはずじゃなかった!! 「医療モール」開業の秘事情
繁盛しない医院はここに原因
二上吉男/株式会社ずのお社長
メタボリックシンドローム特定健診の真実
健康な人が病院に殺到!? 医療費のムダは5兆円とも
激突! メタボ健診の是非
松澤佑次/住友病院院長、大櫛陽一/東海大学医学部教授
メタボ健診がもたらす息苦しい社会
INTERVIEW
堤 修三/大阪大学大学院教授
「民間版健康保険」ができるって本当!?
高齢者医療の大激変
保険料上昇と医療費抑制が挟撃、「高齢者の保険」は火の車
医療費抑制が狙い? それとも… 話題の「総合科医」って何
「三度目の正直」狙う厚労省ジェネリック普及への覚悟
日本医師会はどこへ行く
INTERVIEW
武見敬三/前参議院議員
日本医師会の今後を問う
唐澤人/日本医師会会長
日本の医療政策を問う