個人史は終焉しない。続く。


前にあった「ある個人史の終焉」ってやつのオマージュかな。

ある個人史の終焉は、「子供が生まれるところで個々人の人生は死に、子に受け継がれる」という話だったが、
これは「子を得たことで生の意味を得た」って話になるのかな。

個人的には興味深く読めた。

個人史は終焉しない。続く。 http://anond.hatelabo.jp/20071118171045
私は風景ではない。夫と息子と長く暮らすうちにそう思うようになった。かつての恋人たちに対して、私は風景であり、一種の彩のようにしか思っていなかった。しかし、そうではない。人生は、時間は一人一人の、それでしかないものだ。それは時折交差する。通り過ぎるだけの風景ではなく、ぶつかって、形を、向きを、何かをお互いに変えたのだ。

私は、自分が生きる意味を理解した。それは私が生きる事自体にあるのだ、と。意味を与えるのではない。ここにただいることだけで、意味があるのだ、少なくとも私にとっては。そしてそれで十分である。