安全安心が阻害されても補助金やマスコミ露出の方が大事

まあ、想像できない心理ではないが、世も末だな。

某見本市におけるアクティブタグによる児童見守りシステムの展示説明員との会話で衝撃をうけたことがあります。

その会話の概要を書いておくと、

ベンダー担当者「児童につけたタグが発する電波を受信して、児童の位置や行動がわかります。」、

当方「むしろ誘拐などの犯罪を幇助しませんか?」、

ベンダー担当者「はい、その通りです。自分の子供にはタグをつけさせないので大丈夫です」、

当方「そんな危険なものをどうして売るのですか?」、

ベンダー担当者:「自治体や学校には危険性を何度も説明しましたが、話題になってマスコミに取り上げられればそれでいいそうです。」。


その某社の関係者の方も受講されていたようですがね。それにしても児童を危険にさらせてもメディア露出や補助金がほしいというのは世も末ですよね。