事件装い拳銃で頭撃ち失敗し死亡

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 神奈川県伊勢原市の路上で昨年8月、頭から血を流し倒れていたため拳銃による殺人事件の被害者とみられていた滋賀県長浜市、職業不詳西川幸男さん(当時40)は、事件を装うため自分で頭を撃ち失敗して死亡した可能性が高いことが12日、県警の調べで分かった。

 西川さんは昨年8月10日夕、伊勢原市の路上で右の側頭部から血を流して倒れているのを発見され、搬送先の病院で約5時間後に死亡した。現場に拳銃はなく、近くで西川さんを車から降ろした妻の豊子容疑者(39=詐欺未遂容疑で逮捕)が「夫に『危ない』と言われ、自分は車で逃げた」などと供述したため、県警は当初、殺人事件とみて捜査していた。

 しかし、現場の状況に不自然な点があり県警が詳しく事情を聴くと、豊子容疑者は「夫は金銭トラブルで暴力団から追われていた。事件を装えば警察が動き追及がやむと考え、夫が自分で頭を撃った」と話したという。

 拳銃は上向きに発射され、西川さんのパソコンに脳の仕組みを調べた形跡があることなどから、県警は西川さんが死亡しない程度に負傷しようとして、拳銃で頭を撃ったところ当たり所が悪く失敗したとみている。

 県警は12日、西川さんが殺害されたと偽り、保険会社から死亡保険金2500万円をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑で豊子容疑者を逮捕。拳銃は豊子容疑者の弟が伊勢原市内の空き地に捨てていた。

 [2008年3月13日2時37分]