グロ注意

 東京都江東区のマンションで会社員の東城瑠理香さん(23)が行方不明になった事件で、警視庁深川署捜査本部は12日、住居侵入容疑で逮捕した星島貴徳容疑者(33)を死体損壊・遺棄容疑で13日に再逮捕する方針を固めた。星島容疑者は東城さんの失踪(しっそう)発覚翌日に外出した際、捜査員の警戒態勢を確認していたことも判明。警戒のすきをつき、東城さんの遺体の一部を持ち出したとみられる。

 調べでは、星島容疑者は4月18日夜、東城さんを暴行目的で襲い、自室に連れ込んで殺害、遺体をのこぎりで切断した。遺体は「トイレに流し、一部をマンション外のごみ置き場に捨てた」と供述している。

 捜査1課は失踪直後から約1週間、マンションのエントランスに約15人の捜査員を配置。マンションへの出入りを制限し、住民には外出先を尋ねた。住民の大きな荷物は中身を確認することもあったが、「すべての手荷物を隅々まで調べることはなかった」(捜査幹部)とされる。

 捜査員が自室を任意で捜索した直後の19日午後3時ごろ、星島容疑者は東城さんの失踪後初めて外出。警戒態勢や手荷物チェックの状況を把握したとみられる。

 その後、以前は使っていなかったビジネスバッグを持って出勤するようになっていた。捜査本部は、トイレに流せなかった遺体や刃物などを小分けにしてバッグに隠し、外に運び出したとみている。

 捜査本部はマンション近くの下水道の捜索で骨片や皮膚、脂肪など人体の組織片を150点以上発見。いずれも数センチ程度に切断されており、一部は東城さんのものと確認された。

 東京地検が13日に住居侵入罪で起訴後、捜査本部は死体遺棄容疑などで再逮捕し、死因の特定など殺人容疑の裏付けも急ぐ。

星島容疑者、数分間ドア開けず 警官から女性隠す?

 東京都江東区潮見2丁目のマンションで4月、会社員女性(23)が行方不明になり、遺体の一部が見つかった事件で、住居侵入容疑で逮捕された派遣会社員星島貴徳容疑者(33)が最初の警察官の訪問を受けた際、数分間応答していなかったことがわかった。警視庁は、この間に自室にいた女性を隠す工作をしていた疑いが強いとみている。

 同庁は、女性の遺体を切断してトイレに流すなどしたとして星島容疑者を死体損壊、遺棄の疑いで13日にも再逮捕する。

 深川署捜査本部の調べでは、星島容疑者は4月18日午後7時半ごろ、二つ隣の女性の部屋に押し入ったとされる。星島容疑者は女性を自分の部屋に連れ込み、殺害したことを認めているという。

 女性と同居する姉は同日午後8時45分ごろに帰宅して女性がいないのに気づき、9時15分ごろ110番通報。同30分ごろには同署員らによるマンション内での聞き込みなどが始まっていた。

 10時ごろ、警察官が初めて星島容疑者宅を訪ね、インターホンを押したが反応がなかった。数分後、星島容疑者が玄関ドアを開けると通路に出てきて、玄関ドアを閉めたうえで署員に対応。「物音などは聞かなかった」などと答えたという。

 星島容疑者は「警察官が来たあと、殺すしかないと思った」と供述しているという。

星島容疑者、数分間ドア開けず 警官から女性隠す?

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 東京都江東区潮見2丁目のマンションで4月、会社員女性(23)が行方不明になり、遺体の一部が見つかった事件で、住居侵入容疑で逮捕された派遣会社員星島貴徳容疑者(33)が最初の警察官の訪問を受けた際、数分間応答していなかったことがわかった。警視庁は、この間に自室にいた女性を隠す工作をしていた疑いが強いとみている。

 同庁は、女性の遺体を切断してトイレに流すなどしたとして星島容疑者を死体損壊、遺棄の疑いで13日にも再逮捕する。

 深川署捜査本部の調べでは、星島容疑者は4月18日午後7時半ごろ、二つ隣の女性の部屋に押し入ったとされる。星島容疑者は女性を自分の部屋に連れ込み、殺害したことを認めているという。

 女性と同居する姉は同日午後8時45分ごろに帰宅して女性がいないのに気づき、9時15分ごろ110番通報。同30分ごろには同署員らによるマンション内での聞き込みなどが始まっていた。

 10時ごろ、警察官が初めて星島容疑者宅を訪ね、インターホンを押したが反応がなかった。数分後、星島容疑者が玄関ドアを開けると通路に出てきて、玄関ドアを閉めたうえで署員に対応。「物音などは聞かなかった」などと答えたという。

 星島容疑者は「警察官が来たあと、殺すしかないと思った」と供述しているという。