都内でまたたらい回し

これは大問題だ

日系米国人の一般女性との間に第1子が生まれ、結婚することを発表した俳優、別所哲也(43)が3日、都内で会見。先月16日に誕生した女児は10月出産予定の早産で、1100グラムしかなかった超未熟児だったことを明かし、新妻は産気づいた際、救急車で都内の病院をたらい回しにされたことも告白した。

 診察を受けていた病院にNICU(新生児集中治療室)がなかったためで、「都内の2つの病院で受け入れ拒否にあいまして、千葉か神奈川に搬送するには母体も子供も体力が持つか分からないと言われ…」と言葉を詰まらせた。

 担当医の協力でなんとか都内で病院を見つけ、午後11時01分、帝王切開によって出産した。「あと30分遅かったら(母子とも)命はなかった」と緊迫した事態を振り返り、「(ラジオのキャスターを務め)普段は伝える側にいる自分の大切な人に、こういうことが起きるとは思ってもみなかった。もっと安心して子供が産めるようになってほしい」と切実に訴えた。