胆沢ダム

最近ダムの工事中止がよくニュースに出てるなあ、と


特捜部の調べや西松建設関係者によると、同社は十数年前に小沢氏側と協議して、毎年2500万円前後を陸山会など小沢氏側の団体に分散して献金することで合意。うち約1500万円はダミーの政治団体新政治問題研究会」と「未来産業研究会」から、約1000万円は下請け業者経由で献金することにした。


 ところが、同社は05年、海外事業の失敗などから資金繰りが苦しくなり、献金の減額を小沢氏側に申し出て、2団体経由の献金を1300万円に減らした。同社を含む共同企業体(JV)は06年3月、国交省発注の胆沢ダム関連工事を約100億円で落札したが、再び献金の減額を求め、同年分は500万円で決着したという。


 こうした状況に、大久保容疑者は西松建設側に「胆沢ダムは小沢ダムだ」と言い放ち、献金に再度協力するよう強く求めたという。

政治資金の構造―金権政治の正体 (1976年)

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