何があってもダイジョウブ

何がどーなってるんだかワケワカらん……どんだけ壊れたら帰還不能になるのかと

ハヤブサ降臨 そして不死鳥はよみがえる

ハヤブサ降臨 そして不死鳥はよみがえる

1 :マンニィφ ★:2009/11/19(木) 18:55:28 ID:???0
ttp://www.jaxa.jp/press/2009/11/20091119_hayabusa_j.html
 宇宙航空研究開発機構(以下:JAXA)は、平成21年11月9日にご報告いたしました、
小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンの異常について、その対応策を検討してきました。
その結果、今後の運用に対する見通しが得られましたので、イオンエンジンの状況を注視しつつ
帰還運用を再開することとしました。

 JAXAでは、4つのイオンエンジンについて、中和器の起動確認や流量調整等を実施してきました。
その確認作業において、スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることにより、
2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることが確認できました。
ttp://www.jaxa.jp/press/2009/11/img/20091119_hayabusa_1j.gif
 引き続き慎重な運用を行う必要はあるものの、この状況を維持できれば、
はやぶさの平成22年6月の地球帰還計画を維持できる見通しです。
ttp://www.jaxa.jp/press/2009/11/img/20091109_hayabusa_2.jpg
 今後もはやぶさの地球帰還に向けて、注意深く運用を続けてまいります。
運用状況については,適時報告いたします。


6 :Ψ:2009/11/19(木) 19:03:04 id:twJYjGup0

500 :名無しさん@十周年:2009/11/10(火) 00:52:35 id:qzbTmZTy0
>>430
姿勢制御ならもう世界初を何度も繰り出すようなアクロバティックなことをやってるよ。

本来ならリアクションホイール3個で姿勢制御

⇒ ホイール1個壊れたのでホイール残り2個と化学スラスタで制御 (ここまでは普通の「こんなこともあろうかと」、な範囲)

⇒ ホイールさらに1個壊れた!化学スラスタ全損!燃料全部漏れた!漏れた燃料が機体内で凍ってる!!通信途絶!!!バッテリも壊れて太陽電池パネルは常に太陽を向けなきゃなんない!!!

⇒ 姿勢が狂っても、ほっとけば持ち直すように設計してたんだよね。こんなこともあろうかと。1年以内に60%の確率で通信回復するはず。ほうら3ヶ月で繋がったぜ!

⇒ とりあえずイオンエンジンの中和器から生キセノン吹かして姿勢制御。こんなこともあろうと中和器の向きを微妙にずらしてたんだよね。

⇒ 機体内をヒーターで暖めてベーキング。爆発しないようにゆっくりとね。気化した燃料はそのうち機体外に逃げるだろう。

⇒ 生キセノン吹かしつづけてると地球帰還用の燃料が足らなくね?あ、風車の原理で太陽光圧を利用して回転させて安定させればよくね?こんなこともあろうかと、回転軸が機体の中心を貫くように設計してたんだよ。

⇒ 地球帰還用のカプセルに採取した試料を入れるにはバッテリーの電力が必要だなぁ。でも極低温で短絡故障してるから充電すると爆発しそうだなぁ。あ、古川電工のおっちゃんが補充電回路で充電する裏技教えてくれた。ラッキー。

⇒ よし、地球帰還航行開始っと。イオンエンジンは3基生きてるからオッケー。ホイールは残り1個だから今のうちに何かいい手を考えておこうっと。

⇒ 地球帰還第一期軌道変換完了。半年お休みして、第二期軌道変換開始。イオンエンジンBはどうやら寿命らしい。お疲れさん。残り2基。

⇒ おや、メモリエラー(SEU)か。良くある良くある。とりあえずセーフホールドモードで指示待ちっと。地球から診断してもらってイオンエンジンも再起動出来たので巡航再開。

⇒ 「11/05: 今週のはやぶさ君 (11/5)」の冒頭に、いつもはある「今日も、はやぶさ君は地球に向かって順調に航海を続けています。」の一文がない。何か不吉な予感が・・・


9 :Ψ:2009/11/19(木) 19:04:47 id:twJYjGup0

>>6
追加

⇒スラスタAの中和器とスラスタBのイオン源を組み合せることで、2台合わせて1台のエンジン相当の推進力を得ることができるじゃん、余裕余裕。

 エンジン復活に向け、宇宙機構は、故障した3台のうち、早い段階で運転を中止したエンジン2台に着目。正常に動く部品同士を電子回路でつなぐ「離れ業」で、互いの故障を補う形でエンジン1台分の推進力を出すことに成功。電子回路は、万一に備え、「エンジン間をつないでおいた」ものだった。