IPv6マルチキャストで地震速報配信

2005年下期に IPv6推進協議会/NTT.comの音頭で共同実験して、IPv6/IPv4トンネルのサーバのお守りをしたのだが、
その後も NTT.comは OCNv6をリリースしたりと、商業化する気マンマンでよろしいな。

もーちょっと広帯域な IPv6マルチキャストをするための地ならしってところかしら。

個人のお客さま向け緊急地震速報のモデル実験の開始について
気象庁緊急地震速報を、IPv6マルチキャストで全国に配信〜

NTT Comなど3社、IPv6を利用した個人向け緊急地震速報の配信実験

今回実施するモデル実験では、地震発生時に気象庁から出される速報データ(震源の位置、深さ、地震の規模)をハレックスの配信サーバーが受信、IPv6用に変換した上で、OCNのIPv6網にマルチキャスト配信する。ユーザーのPCには、予め専用アプリケーション「なまずきんDesktop」(ヴァル研究所が開発)をインストール。所在地情報などから震度と到達までの時間を計算して、デスクトップ上に情報をポップアップ表示すゥ

これって L2トンネルで IPv4区間を通ってるので、実際にはマルチキャストの御利益はないんだけど、
送信側のサーバで泣きながらユニキャストしまくる手間をかけずに、トンネルサーバがマルチキャスト->ユニキャストの変換をやってくれるのがメリットかなあ。

それにしても、NTTは IPv6を本当に商売にする気なんだなあ。侮りがたい