味の素に続いて、塩野義も

2007/03/06-19:57 「発明の対価」8億円求め提訴=塩野義製薬に元社員−大阪地裁
 製薬大手、塩野義製薬大阪市)の元社員渡辺正道さん(59)=大津市=が6日、「高脂血症治療薬クレストールの主成分発明に見合う対価が支払われていない」として、同社を相手に約8億7000万円を求める訴えを大阪地裁に起こした。
 訴状などによると、渡辺さんは1966年から2003年まで同社に研究員などとして勤務。91年、他の従業員3人と共同でクレストールの主成分「ロスバスタチンカルシウム」を発明した。
 塩野義は同成分を含む物質に関する特許を申請し、97年に取得。塩野義から特許の独占的実施権の許諾を得た英アストラゼネカ社が製品開発を進め、日本と欧米でクレストールを発売した。塩野義は04年から06年前半までに計約203億円に上る特許権使用料収入を得たという。
 塩野義は発明者4人に対し特許申請時に計6000円、取得時に計9000円の報奨金を出した。06年8月には退社後の渡辺さんに対し、05年に改定した社内規定に基づき約1450万円を支給すると提示したが、渡辺さんは「クレストールにより得られる収入に対し著しく不合理」と受け取らなかったという。

まー、1500万じゃちょっと安いよな。もーちょっと払えと。