東京大学などがIPv6のインターネット速度記録を更新――平均9.08Gbps

これらの技術はソフトウェアで実装されており、ハードウェアは秋葉原などで普通に入手可能なパーツで制作したサーバー(デュアルコアXeon-3GHz×1基に4GBメモリー、米Chelsio Communications社製 S310E-SR10Gb Ethernet Adaptor with PCI-express ×8)を使用したという。OSはLinux(Kernel 2.6.18.5 x86_64/CentOS 4.4)を採用する。

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また、次世代の科学情報システムについて、「一部の金持ちの研究者だけではなく、ごく普通の研究者でも研究の速度を非常に上げことができる」ことや「対象がシミュレーションだけでなく、データインテンシブ計算や探索を含んだもの」であることを目指したいが、現状のスーパーコンピュータでは「非常に高価でごく一部の人しか使えず、ネットワークが使いづらい」という問題があると指摘。その上で「早くて、安価で、使いやすいものにするにはどうしたらいいか」を追求することが研究のモチベーションになっているとし、さらにその先の目標として、超高速の情報処理を一般化し「誰もが楽しめるようにしたい」と語った。

今後については、次の記録、つまり10Gbpsを越すため、10Gbネットワークを2本使用した実験などを検討しているという。

実験に利用したサーバ。マザーボードにSUPERMICRO X7DBE(CPU:デュアルコアXeon 3GHz、メモリ:4Gバイト)を採用。OSはLinuxで、NICはチェルシオ社製のS310

か。

スパコンとか大規模クラスタTSUBAMEとか理研スーパーコンバイドクラスタ(RSCC)みたいな)のは中々使えないからなあ。
普通のPCでバカスカいろいろできるならそれが一番良い。