妊婦搬送たとえ話

産科医絶滅史45巻〜よそいけや急に飛込む野良妊婦
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1190220711/236

236 :卵の名無しさん :sage :2007/09/22(土) 20:29:21 ID:aO/Z0vlE0
あのね、たとえ話なんだけどね………
以前N県の脳出血を起こした妊婦の受け入れを断ったことがあって、その時に病院名が
マスコミにさらされて辛い思いをしたので、今回N県の救急隊から「3ヶ月前から
生理がなかった女性が腹痛を起こしている」という要請があって、その時ちょうど
三つ子の分娩が進行中だったから決してヒマだったわけではないんだが、ついつい
受け入れることにしてしまったのだ。でも、到着を待っているうちに三つ子の分娩が
分娩停止になってしまったので帝王切開に移行することにして、麻酔科医や小児科医や
手術室ナースを呼び集め始めていたら、「交通事故にあったので到着が遅れる」と
救急隊から電話がかかってきたので、「これから帝王切開がはじまるので患者さんを
お待たせすることになるかもしれません」と伝えたら、「それならもういいです!
(ガチャン!!)」と電話を切られてしまったのだ(このせいで後にマスコミには「一度
受け入れを決めた病院に事故後に断られた」と書かれてしまった)。(続く)

産科医絶滅史45巻?よそいけや急に飛込む野良妊婦?
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1190220711/237

237 :卵の名無しさん :sage :2007/09/22(土) 20:30:06 ID:aO/Z0vlE0
でも、結局他に受け入れられる病院もなかったし、うちの病院に途中まで来て
しまっていたので、結局うちの病院に来ることになった。来てみたら、「3ヶ月
前から生理がなかった」んじゃなくて「3月から生理がなかった」ということが
判明したんだ。しかももう胎児は娩出されてしまっていて、胎%E

産科医絶滅史45巻〜よそいけや急に飛込む野良妊婦
292 :卵の名無しさん:2007/09/23(日) 11:37:56 id:bGMBYgT80
【焦点】妊婦受け入れ拒否 かかりつけ医は必要 感染症リスクで敬遠も /千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news001.htm

 奈良県の妊婦が救急搬送の受け入れを相次いで断られ死産した問題を受け、千葉県が消防局と消防本部を対象に行った全県調査。
収容先がなかなか決まらないケースが県内でも多数あったことが判明し、改めて救急医療体制の整備が課題として浮かび上がったが、
同時に、妊婦なら本来は持つべき、かかりつけ医のいない場合のリスクを指摘する医療関係者も少なくない。(針原陽子、川崎直博)

■検診 
 「ベッドが満床」「新生児集中治療室(NICU)がない」――。昨年5月、八千代市消防本部が救急搬送した妊娠7か月の女性(当時26歳)は、
こうした理由で14病院に計15回、受け入れを断られた。最終的に成田市内の病院に搬送されたが、通報から病院に到着するまでに2時間半を要した。
 妊婦の救急患者は一般的に、それまで検診を受けてきた医院・病院か、そこの医師が指示する医療機関に搬送される。しかし、
この女性にはかかりつけの医師がいなかった。母子双方の健康のために、普通はかかりつけ医を持つが、同消防本部の担当者は
「実はこれも搬送までの時間がかかった理由の一つ」とする。
 かかりつけ医がいない妊婦の救急搬送について、産婦人科医でもある吉岡英征・県医師会理事は「検診を受けていないため、
エイズなど感染症の有無や胎児の様子などが分からず、受け入れ側のリスクが高い」と指摘する。
 さらに「お産直前に飛び込みで来た人は費用の未払いが多く、昨年度の産婦人科の未収金は病院全体の3分の1に上る」
京葉地区の公立病院の事務局長)との声もあり、こうした妊婦はどうしても敬遠されがちだという。


293 :卵の名無しさん:2007/09/23(日) 11:38:38 id:bGMBYgT80
>>292続き

■体制の不備 
 一方、今回の調査では、病院が受け入れを断る主な理由として「産科医不在」や「処置が困難」「ベッドが満床」などが挙がり、
改めて救急医療体制の整備が急務であることが浮き彫りになった。
 県内には現在、危険な状態にある妊婦や胎児の処置に対応可能な「周産期母子医療センター」が5か所ある。内訳は
総合周産期母子医療センターが2か所、地域センターが3か所で、県は地域センターを県内9つの二次医療圏■すべてに整備する方針だ。
今年度中にもう1か所が指定される見込みとなっているものの、それ以外の5つの区域では医師不足などから整備のめどは立っていない。
 県内の産婦人科医数は人口に対して少なく、医師1人あたりの分娩取扱件数は173件(2004年度)と、全国で2番目に多い。
地域の中核病院でも「産婦人科医はのどから手が出るほどほしいが、見つからない」(千葉市立青葉病院)のが実情だ。

■対応策 
 こうした現状を踏まえ、千葉大付属病院(千葉市中央区)は今後、妊婦の救急搬送における連携を密にするため千葉市消防局と協議することにしている。
 搬送される患者の多くは一次救急。より症状の重い患者向けの総合病院や、専門治療を行う大学病院が比較的軽い症状の患者を受け入れると、
重症患者が出た場合に困ることから、総合病院や大学病院では「できれば他の病院に」と断ることもある。しかし、千葉大病院では今後、
受け入れ要請が十数回にも及ぶケースでは、なるべく受け入れる方向で検討するという。
 生水真紀夫・千葉大教授は「消防との意思疎通をよくすることで改善できる部分もあるはず。ただ、産科医、新生児科医が少ないという
根本的な問題は変わらない。スムーズに治療を受けてもらうためにも、妊娠したら検診はぜひ受けてほしい」と話している。

[二次医療圏] 医療法に基づく地域区分の一つ。かかりつけ医などが初期患者の治療に当たる「一次医療圏」、
高度専門医療を提供する「三次医療圏」に対し、高度医療以外の入院治療までをカバーするもので、
県内は「千葉」「印旛山武」「安房」など9つに分かれる。


294 :卵の名無しさん:2007/09/23(日) 12:06:18 id:G8YBvVs20
医療チェックを受けていない救急患者の無条件受け入れは、SARS感染者の無検疫入国
と同じパターンの衛生危機をもたらすということが頭から見事に抜けておる。
さすがはチバの役人、際立つ低能ぶりwww
ぶわぁっはっはっはっはっ


295 :卵の名無しさん:2007/09/23(日) 12:17:05 id:bGMBYgT80
再発防止へ12項目/妊婦死産 /奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000709220001

◆県調査委 医大病院に調整役配置
 橿原市の妊婦が10カ所以上の医療機関に受け入れを断られ死産した問題を受けて設置された県「妊婦救急搬送事案調査委員会」の
2回目の会議が21日、県庁で開かれた。軽症患者を受け入れる1次救急病院を増やして県立医大病院への患者の集中を緩和し、
周産期の救急患者のためには搬送先を探すコーディネーターを同病院に配置するなど12項目の再発防止策を示した。08年5月までに実現させるという。
 県の1次救急体制は現在、県北部の3病院が輪番で受け持っているが、週に2日空白があるため県立奈良病院奈良市)を加えて埋める。
新たに県中南部の1次救急病院に県立医大病院(橿原市)を指定し、開業医らにも当直を頼み人手不足を解消する。
人件費などを12月補正予算に計上するという。
 周産期の救急患者については、県立医大に「総合周産期母子医療センター」の整備を急ぐ一方、他に受け入れ先を探す
専門のコーディネーターを同病院に配置する。このため開会中の9月県議会に1千万円の補正予算案を追加提案する。
 また、死産した橿原市の妊婦がかかりつけ医のいない「未受診妊婦」だったことから、県が06年の搬送例を調べたところ、
救急搬送された妊婦は379人で、うち未受診妊婦は24人、未受診かどうか不明の妊婦が52人いたことがわかった。
再発防止策には、10月に県内の未受診妊婦の現状調査を実施することも盛り込まれた。
 荒井正吾知事は会議後、「経済的な負担が大きく受診できないという話も聞く。未受診になった理由もあわせて調査したい」と話した。
 このほか防止策で示されたのは、消防が病院窓口へ救急搬送照会する際の双方の応答マニュアルの作成、
県立奈良病院や県立医大病院の産婦人科医の処遇改善など。



296 :インフォームドコンセント:2007/09/23(日) 13:00:35 id:moP5kznA0
入院外来妊婦にこういう書類を渡す。

「      説明と了解の覚書

この度行政の指導による野良妊婦の積極的受け入れ対応に伴い
未検査、未受診に伴う肝炎、HIV結核、梅毒、クラミジア感染症疥癬等の
リスクが増加することの説明を受け了解しました。

 年月日    署名                   印 」


297 :卵の名無しさん:2007/09/23(日) 13:14:00 id:G8YBvVs20
>>296
そう、医師が専門家として管理する病院は、責任を果たすためすべての来院患者
にその書類を渡すべきだね。真面目な話w