日本に於ける政治と教育

えー、日本の大学で教える仕事やってます。アメリカの大学でも教えたことあります。だから以下の内容がいかに信じられなくても、ホントだよ:

あのガキども、岩みたいに何も言えない。ホントにツンボだぜ。

テストの点数見れば、彼らが賢いとか教育システムがいいってのは分かる。教える人間としても、点数つける人間としても、ホントに何も言えない。基本的に、大きなテストの2,3週間前にならないと誰も何も勉強しなくて、で、テストのために詰め込むもんだから、実際は何も勉強してない;テストの通り方だけを覚えてしまう。
一番分かりやすいのが、大学院の英語教室で話しかけたときだ。10年も勉強してるんだから、簡単な会話くらいできて当たり前だろ? でもひねり出せる単語はちょっとだし、発音がびっくりするくらい間違ってるし、文法なんてものは基本的に存在しない。なぜ? 多分、勉強してきたことを生かすってのを全く知らないから;テストさえ通れば何も問題ないんだから。で、彼らはテストを通る。でも彼らは現実世界の言語 --とかその他いろいろ--をちっとも持ってないんだ。仕事で必要になるまでは。

くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ。

現実社会で役に立つことを、英語にしろ日本語にしろ、喋れないし、
現実社会と自分の関わりについてちっとも考えないで大人になるってわけだ。


日本人はバカでアホだと思うところもあるが、実に端的に表現されているな。
テストのために勉強すると指摘されてるが、学生身分として思うのは、
授業なり講義なりが改善され続けているものではなくてどーにも現実味が薄い、
あるいは現実との繋がりが説明されない正体不明なものとして提供されているというのにも問題を感じるな。


学生は現実と教育の繋がりについて自覚的であるべきだし、
ついでに自分と社会あるいは政治との繋がりについて考えるべきだし、
一方で学校とか社会は学生に対して現実との繋がりを自覚するような教育あるいは制度を提供すべきだと思う。

日本の中学校は崩壊していて幼稚園みたいな状況で、ウンコなキチガイが追放されずにのさばっている。
英語の時間にはオージーがオージーイングリッシュを教えているが、
日本の中学生は一言二言の会話すらできないので、オージーな発音が問題になることはない。
日本はいくつかのテクノロジを持っていてクリエイティブな人もいるけど、
社会は崩壊している


まあそんなもんだよな。日本だめぽ。