高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)の続き。
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)の続き。
はてな日記をつらつら見る。
本書で「限りなくゼロに近い」と言っているのは,博士卒業者が1か2,あるいは3の上の方を求めているのに,世間では4か5しか提供されないということではなかろうか。博士卒業者としては中学→高校→大学とステップアップしてきて,さらにその上に大学院まで積んでいるのだから,それなりに処遇されていいと思っているのに,世間一般では大学の頃にセミプロのロックギタリストをやっていて,卒業してもそのままインディーズで活動してて30才過ぎました,というやつが職探しをしているのと同等にしか見てくれない。
極端大仏率 Returns! :: 「高学歴ワーキングプア」
http://mira.bio.fpu.ac.jp/tadas/cgi-bin/blxm/blosxom.cgi/071022.trackback?pyspupqiotqtqyte
すごい簡潔にまとまっていてモヤモヤがすっきりした。
企業あるいは研究組織に役に立たないスキル(ギターとか純文学とかアラビア語のなんとかとか)を持っていても、やっぱ就職できないよね、というのは当たり前の話だよなあ。
高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
- 作者: 水月昭道
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/10/16
- メディア: 新書
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