産科は労働がきついので若者がよりつかないという話

  • 労働が過酷
  • 刑事事件、訴訟リスクが高すぎる

という二点に集約されるなあ。
医療崩壊で指摘されてる話だし、まあ新味はないわな。


産科医絶滅史49巻〜Ausは我が身〜
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1194971681/78

78 :卵の名無しさん : :2007/11/15(木) 09:49:14 id:SiDQ8CcK0
産科医はつらいから嫌 横浜市大の学生が調査
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071115/bdy0711150921004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/body/071115/bdy0711150921004-n2.htm

 医学部の学生で過去に産婦人科医を志したことのある人は全体の29%いるにもかかわらず、現在第1志望にしている学生は
全体の4%、第3志望まで含めても14%にとどまり、多くは「勤務実態」や「訴訟リスク」を理由に挫折していることが15日、
横浜市立大の医学部学生が実施した調査で分かった。
 志望しない人が「産婦人科医になってもいい条件」として挙げたのは「適正な当直回数」や「刑事責任に問われない」が多く、
医療を取り巻く厳しい環境が学生の進路希望にも影響し、産科医不足に拍車が掛かる状況が浮き彫りになった。
 調査は同学部医学科1〜6年の361人を対象に実施し、応じた307人(回答率85%)と他大学13人の計320人の回答を分析した。
 産婦人科を目指したことがあるとしたのは1年20%、2年18%、3年25%、4年37%、5年32%、6年47%と学年が上がるほど高率。
理由として「命の誕生という感動にかかわることができる」「時代や国を問わず必要とされる」などが挙がり、
6年は「実習で楽しかった」も目立った。
 しかし、一度は産科医を志望した学生の約半数が進路を変更。その理由として勤務実態(当直回数、勤務時間、育児との両立困難)や
訴訟リスクが高いことが挙がった。

産科医絶滅史49巻〜Ausは我が身〜
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1194971681/79

79 :卵の名無しさん : :2007/11/15(木) 09:49:55 id:SiDQ8CcK0
>>78続き

 調査結果は、17日に同学部で開かれるシンポジウム「STOP the 妊婦たらい回し」で発表される。
シンポジウムでは、結果を基に、学生が現場の医師らと意見交換。産科医不足を実感したことがあるかなどについて、
妊産婦約100人に実施した調査結果も発表する。
 企画した医学科3年の武部貴則さん(20)は「問題の改善には、医師や行政だけでなく市民にも果たす責任がある。
患者と医師の間に立つ学生の考えを伝え、医師不足などについて考え直すきっかけになれば」と話す。
 シンポは同大福浦キャンパス(同市金沢区)で午後3〜6時。入場無料。
    ◇    
産科医不足 深夜・長時間労働や分娩事故に伴う訴訟リスク、子育てによる女性医師の休職などを背景に産科医が減少。
平成18年2月に、福島県警帝王切開した妊婦の死亡をめぐり県立大野病院の産科医を業務上過失致死容疑などで
逮捕したことも影響しているとされる。各地で妊婦の救急搬送先が見つからない事例も相次ぎ、背景に産科医不足が指摘された。
国は分娩事故で医師に過失がなくても補償金を支払う「無過失補償制度」の創設や、中核病院への集約化による
地域医療ネットワークづくりなどの対策を進めている。