社会「女性暴行、日本は戦闘地域」 被害者、沖縄の事件に憤り

ファントム墜落は痛ましい事故だけれども、米軍出ていけというのとはべつの話つーか。
米軍基地無くすと自衛隊増強する羽目になると思うのだが、米軍が自衛隊に変わるだけで何も変わらないんじゃないのかなあ。

米軍無くして自衛隊もついでに無くせという意見は……まあ理想としては面白いけれども。

2008年2月28日 [木]
社会「女性暴行、日本は戦闘地域」 被害者、沖縄の事件に憤り

米兵被害の実態について記者会見するオーストラリア人女性ら=27日午後、衆院第1議員会館 【東京】米兵による事件・事故の被害者2人が27日午後、衆院第一議員会館で会見した。暴行被害を受けた在日オーストラリア人女性は時折声を詰まらせながら「女性として母親として人間として、これ以上米軍による犯罪が繰り返されることを見ているわけにはいかない」と訴え、事件被害者への理解や協力を求めた。女性は同日、在日オーストラリア大使館を訪れ、ブッシュ米大統領と来日中のライス国務長官あての手紙を提出した。
 女性は2002年に横須賀基地勤務の米兵に暴行された。東京地裁に提訴したが、米兵は除隊し本国に逃走した。裁判では慰謝料を勝ち取ったものの、米兵が所在不明のため現在まで支払われていない。ブッシュ大統領あての手紙には「被害者の声がこれ以上無視されてはならない。米政府は責任を取る必要がある」と記し、事件被害者への対応を求めている。28日は福田康夫首相あてに提出する。
 会見では、沖縄の米兵女子中学生暴行事件にも言及し「私たちの声が聞かれるまで、あと何人の女性や子供が被害に遭わなければならないのか。多くの女性が暴行、殺害されている日本は戦闘地域だ」と語気を強めた。
 続けて、1977年の米ファントム機墜落事故で自宅が全焼するなどの被害を受けた椎葉寅生さん(69)=神奈川県=が報告した。隣人家族は死亡し、命の助かった椎葉さんの妻は事故から30年たった今でも後遺症に悩まされているという。「米兵事件が起きるたびに心が痛む。私たちのような被害者を生まないためには基地がなくなる以外にない。今すぐそれができないなら、せめて被害者を二重三重に苦しめることはやめてほしい」と訴えた。



(2/28 9:56)