本を自腹で買うか否か
知り合いの勤務先で秋から研究費で買った本が図書館預かりになるとかで、バンバン本を買っている。
どうもその大学では本を適当に揃えておくと学生が頑張ってくれるというようなプラクティスがあるらしいのだが、弊研究室だとプレッシャかけたり本を積んで置いてもあんまやってくれないんだよなあ。この気質の違いはどこから来るんじゃろ。
入門書をある程度揃えて課題を与えると、リファレンス的な分厚くて高い本は自分で必要性を見いだして買ってくれたりするらしいのだけども、なんかうちの近所ではそういうポジティブなサイクルが回らないことが多くて、どーしたものかと。
あと、「プログラムを読んでその動作を説明する」という授業がとても効果的だったという話を教えて貰った。cat(1)とか、tail(1)を使っているそうだ。だえもんくんのおソース探検みたいだな。
cat読んでるつもりで間違ってdog読んでくる学生とかいないのだろうか
学部時代に通った某大学は書き方教えてアルゴリズム実装して終わりだったんで、やっぱフィードバックが弱かったなあ、とか。see one do one teach oneという位で、オーラルで人に説明するのは効果が高そう。大学院に入って論文読んで中身を説明する授業は割と効果があった気がするんで、学部でもそういうオーラルプレゼンテーションを入れるといろいろいいことがあるんだろうなあ。
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