水からの伝言は終わらない

これはダメだなー。

もーちょっとリテラシ上げられないんだろうか。

 先生が用意した妊婦さんの羊水をホメオパシー溶液の倍率である5万倍に薄めた水の結晶を撮影しました。
 羊水の結晶です(写真1)。この羊水に韓国語で「堕胎」という言葉を見せて撮影すると(写真2)、何か文字のようなものが現れました。
 羊水に子どもの写真を見せたら、とってもいい結晶になりました(写真3)。

水伝にホメオパシーとか、あまりにイッちゃってて素敵すぎる。
こんなとんでもない講演をしたんならさぞかし会場は荒れただろうと思いきや、さにあらず。
講演は好評のうちに終わり、この講演会に参加した120人の女性校長のうちの何割が申し込んだのかは知らないが、後日水からの伝言の無料配布に7000冊もの応募があったそうな。



冊数から見るに全教室への配布とか、下手をすると全校生徒への配布とかやってそうだ。
私はこれを読んでも乾いた笑いしか出て来ないのだが、講演会場では明るい希望を感じるおめでたい人間が少なくなかったらしい。
関東地区女性校長会傘下の校長は、そろいもそろってカモがネギをしょっている性質の人間ばかりなのだろうか?
ここまで酷いともう笑うしかない。