2chのドメインをパケモンに譲渡

どういう企業なんだろうなあ。法律逃れのためのペーパーカンパニー???
でもシンガポールじゃあ色々厳しそうだしなあ。


 国内最大級のコミュニティサイト「2ちゃんねる」管理人の西村博之ひろゆき)氏は2日、2ちゃんねるが譲渡されたことを明らかにした。
 
 同氏がブログ「ひろゆき@オープンSNS」にて、「2ch譲渡」というタイトルの記事を同日に投稿。そのなかで「ようやく譲渡完了しました」と記述するとともに、昨年から何度も海外出張し、打ち合わせを重ねていたことを明らかにした。現在すでに、「使い方&注意」のページの「2ちゃんねるって誰がやってるの?」という項目においては、「2ch.net is managed and operated by PACKET MONSTER INC.」と記載されている。PACKET MONSTER INC.についての詳細は不明だが、2ch.netのwhois情報からは、シンガポールにある企業ということが確認できた。

■警察・裁判所を除けば、些末な出来事?

 2ちゃんねる譲渡が報告されたのは、ひろゆき日記@オープンSNShttp://www.asks.jp/users/hiro/)。2日の午前7時7分の刻印で、「2ch譲渡」と題したエントリには「そんなわけで、去年は何度も海外出張して2ch譲渡の打ち合わせをしてたりもしてたんですが、ようやく譲渡完了しましたよ。。と。」と書き込まれている。また、「現在のヒトコト」として 「ズサー」という言葉と、2ちゃんねるを象徴するアスキーアートモナー」を添えており、書き込み時間の「21(年)1(月)2(日)7(時)7(日)」という反復・ぞろ目のアナグラム設定は、「ひろゆき」氏の“大したこと無いよー”的な表現のようだ。

 譲渡先は「PACKET MONSTER INC. 」とされており、これについての詳細な説明はない。ただ、2ch.netのドメインを所有しているのはwhois上でもシンガポールの「PACKET MONSTER INC. PTE. LTD.」となっており、形式上だが2ちゃんねるの所有権が「ひろゆき」氏の手を離れた。2ちゃんねるの所有権はこの数年、匿名書き込みをめぐる中傷・削除問題や損害賠償請求訴訟の点から幾度も“譲渡のうわさ”が流れていた。

ひろゆき」氏の書き込み「ひろゆき」氏の書き込み

 また、書き込みを保存するサーバー自体はアメリカ合衆国にあり、従来、2ちゃんねるガイドに添えられていた「書き込み削除の最終責任は管理人ひろゆきにあります。 」という表現自体も削除されていることから、訴訟などの諸問題を解決するための“仮想法人”への“仮想譲渡”である可能性が濃厚だ。ただ、今回の“外国への譲渡”が、書き込みをめぐる名誉棄損訴訟や法務省警察庁など“ネットを取り締まる”官庁にも相当の影響を与えると思われる。

暮らしに役立つ 2ちゃんねるの使い方

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