みずぽの勘違いメカニズムを考える

ナルホド、みずぽはこういう風に勘違いしているのか。

テポドンを抱いた金正日 (文春新書)

テポドンを抱いた金正日 (文春新書)

社民党党首福島氏の発言

「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」


を読んで、一体どういうふうに解釈すればそう言う指向になるのだろう、とずっと考えていたのだが…つまり「迎撃というのはまさに迎え撃つことなので、迎えるものがないと迎撃なんてできないのでは」という風に思ったのだが、いくら何でも弁護士資格を持つ政治家なので、そう言った基本的な言葉の部分で間違いを犯すことはないだろうと思い、何かが決定的に解釈がおかしいのだろうと思ったのだが。

はてなブックマークのブックマークページ

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1244337.html

にて、b:id:Chishow氏が以下のようなコメントを出していた。

迎撃ミサイルってのが放り投げたボールをこっちからも放り投げたボールをぶつけるイメージなんだろう。 向こうのボールが無かったらそのまま向こうの基地に落ちる=先制攻撃という脳内自己完結


これを読んで、どういった点で勘違いしているのか、と言うことが腑に落ちた。つまりアニメなどで銃弾を銃弾で撃ち落とすと言うシーンが出てくるが、ああいうイメージなんだなぁと…。つまり、向こうが発射してきていないのに、発射したと思って迎え撃つミサイルを発射すると、もし当たらなかったら、相手にむかって飛んでいくと言うイメージなんだと。正面衝突させるイメージなんだという可能性である。また、ミサイルというとみな同じで、ロケットとは違うもので、種類があると言うことに気づいていないのではないだろうか。

そうだとすると一連の福島みずほ氏の発言に一貫した勘違いの原因が見えてくるような気がする。以前にも福島氏は

「迎撃ミサイルが目標に当たったら残骸(ざんがい)が落ちる。当たらなくともミサイルは向こう(国外)へ行ってしまう。国内外の市民に被害はないといえるのか」


と言うような発言をしていたと報じられている。これを読んだときに「当たらなくてもミサイルは向こうに行ってしまう」と言うのを「ミサイルで迎撃しなくても、国外に勝手に出て行くのだから問題がない」と言う意味で解釈し「国内に着弾しそうなときに迎撃って話では?」と思ったのだが、これもb:id:Chishow氏の解釈をふまえると納得がいく。