空想小説 東十条病院物語

ありそーななさそーな話だな

東十条病院10月末日をもって全科で診療中止
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1191075398/42

42 :卵の名無しさん : :2007/10/06(土) 16:05:00 ID:2gXZYakw0
空想小説 東十条病院物語

今から20年ほど前病院は建設された。地元は、400床規模の民間病院の誕生に大いに盛り上がった。
しかしながら地元の医師会の強硬な反対運動により開院できず5年ほど休眠。
平成3年、日本大学医学部の支援を受け、オリンピック、日大、地元医師会のメンバーからなる医療法人を設立、
開院にこぎつける。
オリンピック会長の甥である現院長B氏を除き、当時の理事長以下、院長、医師すべて日大医学部であった。当
時の看護部長は看護協会からの人選で固められ、B氏は常任理事、副院長でありながら資金は提供するものの病
院運営は全く自由にならなかった。これがねじれの発端である。
当時院長であったM氏は日大医学部第二外科出身であること背景に、当初の病院医局の医師に多大な影響力を持
っていたが、芸能人相手の派手な立ち振る舞いなどが影響して徐々に求心力を失い始める。
M氏の影響力の低下とともなってオリンピック側のB氏の影響力の増大を恐れたM氏は当時脳外科部長であったS氏
を側近として副院長に昇格させる。S氏と結託しB氏寄りの医師、スタッフ排除に動き出す。これが元で院内は混
乱、結果M氏は解任され、S氏が院長となる。
S氏は地元医師会からの理事(日大)と結託し病院運営に影響力を及ぼすようになる。しばらくは病院の業績もあ
がり病院運営も軌道に乗るかに見えたが、S氏はさらにオリンピック側B氏の影響力排除に動き出す。資金を提供
しながら運営にほとんどタッチできないオリンピック側B氏との軋轢は増すばかりとなる。
そのころ日大医学部ではS氏の出身医局の教授が医学部長となる。
今春ごろの理事会で院長S氏と医師会側理事が急遽解任となる。このころより日大の医師剥がしが始まる。
理事長兼院長となったB氏は病院運営の転換を迫られ、療養型病床群への転換を画策するが、オリンピック会長K
氏は既に病院経営には興味を失っており、資金支援が受けられず頓挫する。>