名無しさんの産科医療補償制度説明会体験記

んー、なんかおもしろい制度っぽいなあ。

285 :卵の名無しさん:2008/08/04(月) 21:53:51 id:D8aeETz70
兵庫県産科医療補償制度説明会に行った。
何じゃあの制度は!
未熟性によるものとか染色体異常など、「医学的原因のはっきりしている」CPは、対象にならないだと?
じゃあ「過失の疑いが濃厚な」例が対象となる、ということではないか。
「無条件に」まず600万円を提供する。これは、訴訟を起こす準備金(300万円程度)として十分だ。
訴訟を起こしたら、1億以上になるかも知れない。もし裁判に負けても(患者側が)、300万円程度は手元に残って、さらに2千万以上が入ってくる。
医者上がりの官僚が説明していたな。「もし訴訟に負けても(これは医者側の話ね)、この補償で用いた3千万円が差し引かれた額を支払えばいいことになる」って。
バカか、こいつら。
医者が1件1億まで補償できる保険に入っているというのは、裁判官も知っている。原告側弁護士もそれを見越して、1億プラス・アルファの金額を「支払え」と言い、結局は1億弱の金額を補償するケースが殆どだ。
弁護士も裁判官も、内心「どうせオマエら保険に入っているから、フトコロは痛まないんだろ。」と思っている。
ところが、今度は補償可能な金額が1億プラス3千万になるのだ。そうなると、原告側の要求額も判決で出された金額も、従来より3千万上増しになるのは、日を見るより明らかだ。
それにしても、この木下という医師会副会長、埼玉医大の教授時代も、手術なんかめちゃくちゃ下手なくせに、威張り散らしているというのが有名だったが、相当なアホと見た。
厚労省財務省の官僚、あるいは患者側の弁護士にうまいこと丸め込まれている。
今後さらに進むであろう産科医療崩壊の、A級戦犯だろうな。例の内診問題でも、何の動きもしなかったものな。