DQNネームと虐待

DQNネームはやっぱ虐待しやすいんだなあ

凝った名前を付ける親は児童虐待しやすい――。盛岡市で二十日開かれた児童虐待問題特別研修会で、大阪大学の西沢哲・助教授(大学院人間科学研究科)が保健師ら約百三十人を前に講演し、ユニークな持論を披露した。

西沢助教授は、セラピストとしての豊富な実務経験を基に講演した。その中で、西沢助教授は「凝った名前には、子供を支配したいという気持ちが出ている」と指摘し、子育てがうまくいかないと、怒りが子供に向けられがちな背景を説明。さらに「凝った名前に横やりを入れる人が周囲におらず、虐待のストッパー(歯止め役)がいないことの現れ」などと実例を交えながら説明した。また、西沢助教授は「最近は、まるで暴走族のチーム名のような当て字の名も多いが、名付けという行為一つにも家庭の様子が見て取れる」と話した。