札幌の救急崩壊序章: 産科編

崩壊まだ????????????

救急医療:産婦人科医会、札幌市の改善提案を拒否 当番体制の辞退も /北海道

 札幌市に対して産婦人科の救急医療体制の改善を申し入れている市産婦人科医会(遠藤一行会長)は17日、臨時理事会を開き、夜間急病センターに産婦人科医の配置を求めていく方針を確認し、「配置の確約がなければ単なる先延ばし」として市の提案を拒否した。今後、協議は続けていくが、医会は改善されなければ9月にも当番体制を辞退する方針を明らかにしており、結果次第では夜間の救急医療体制が機能しなくなる恐れも出てきた。

 同医会は昨年8月、医師の負担軽減のため初期救急に対応する夜間急病センターに産婦人科医を置くことを要望。市は、医会の言い分を聞きつつ協議を重ねてきた。

 その中で、市は産婦人科医を配置する必要があるのかを判断するため、10月から6カ月間を試行期間として、専任看護師による相談窓口をセンターに設置し、看護師らが軽症と重症の患者を振り分けることなどを提案。医会は産婦人科医を配置しなければ、患者の振り分けはできないと反発していた。【内藤陽】

毎日新聞 2008年7月18日 地方版